京都「草喰なかひがし」の夜メニュー 10点
最近好きな言葉は「hospitality」。
「思いやり」とか「気遣い」という意味で私はとらえている。自分に余裕がなくても、「hospitality」は忘れたくない。「hospitality」があるなと感じられる場所は癒されるし、リピートしたくなる。会いたい人も、食べたいものも、行きたいところも、「hospitality」次第なのかな。
私がこの店を愛するのは単に食事がおいしいだけでなく、「hospitality」を感じられるから。居心地が良くて、ふわふわするようないろんな香り、きびきびしているけれど無駄のないお店の人の軽い動き、食器や箸がふれる音、店主の私への思い、それが私を包んでくれるんです。素材がおいしいとか、調理法がうまいだけじゃなくて。
この店は、今京都で一番話題の日本料理店「草喰(そうじき)なかひがし」。山野草や野菜を主な食材とし、お竈(くど)さんを使った料理を提供する。
私が訪れたのは紅葉が東山に訪れる12月の初旬。もう正直細かいところは忘れてしまった・・・。
八寸は、京都の晩秋がいっぱい。紅葉もクヌギも稲穂も、お店の人が拾ってきてこうして料理に色を添えている。なんてことない落ち葉に心奪われる。うっとりと葉っぱを眺めながら箸の近くにおいて眺めていると、店主のなかひがしさんがその落ち葉を水を張った器に入れてくれた。「水を張った方がよりきれいに見えるんですよ」。八寸だけで、この店が大好きになった。そしてずっとその葉っぱを手で返しては眺めているとガーゼに包んでお持ち帰りにしてくれた。
白みそのナメコ汁。カレイ。鯉のお作り。野菜の炊き合わせ。などなど。。。。
そして最後は、鶏のすき焼き。放し飼いにされた、無農薬の野菜や飼料で育てられた鶏をすき焼きにする。内臓を含む鶏の部位が入っているので、ひとつの鍋でいろいろな鶏肉を味わえる。バサッと入った九条葱が新鮮でいい。ここの野菜はなんとなく土の味がする。小さい頃に家の隣にあった畑でとれた野菜のよう。
といた生卵のソースでいただく。さっぱりした鶏なのにすごく味が濃い。卵までズズッとすすって飲んでしまったら、実はその後に炊きたてのご飯を載せてくれるという演出があったらしい。。隣の人がご飯を載せてくれるのを横目に、ボソッと「飲んじゃいました・・・」と涙目で言ったら、にっこり笑って卵だけ追加してくれました。
最後はめざしに、白いご飯、漬け物におから。朝定食みたい。めざしってこんなにおいしかったっけ。
結局、2005年で一番感動した店でした。半年後なら予約できると言うことで、またゴールデンウィークにでも行こうと思います。
草喰なかひがし
京都府京都市左京区浄土寺石橋町32-3
075-752-3500
翌月分の予約を1日から。一度行くと、その場で半年先から予約できる。
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コメント
食材をおいしくしてくれる工夫が、京都にはたくさんつまっていますね。
いいなぁ、ほんとにおいしそう。
そうだ、京都行こう。(いつだ)
投稿 たかひろ | 2006.03.04 21:55
京都は海外に行けるくらいお金がかかるのが難点ですー。
投稿 Pochi | 2006.03.07 01:18