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2005年2月の8件の記事

2005.02.27

日本橋三越「クラブハリエ」のバームクーヘン 10点

バームクーヘン小さい頃からある日持ちのするケーキ類に、「ロールケーキ」と「バームクーヘン」がありますが、両方とも街のスーパーのパン売り場に並んでいて、すごくおいしいわけではないのだけれど、おなかがふくれて子供の頃うれしかった記憶があります。

その両方とも、大人になって劇的においしくなりました。ロールケーキやバームクーヘン専門の店があるのはご存じですか?
 
 
 


バームクーヘン2
この「クラブハリエ」のバームクーヘンは、たぶんユーハイムがバームクーヘンを日本に持ち込んだ時くらいの衝撃なはずです。
ふわふわで濃厚で、まわりの砂糖のかたまりがほどよく甘く、いつまでもいつまでも食べられるシフォンケーキのような感覚です。
いつもお持ち帰りで、厚さを指定して買っていたバームクーヘンが、日本橋三越の新館に喫茶店をオープンさせました。できたてのまだほんのり温かいバームクーヘンを食べられるのです。
お持ち帰りで食べるときはもう少ししっとりとしているのですが、ここでは焼きたてのふかふか。紅茶によく合います。

そもそも、バームクーヘンってどんな風にできているかご存じですか?左の写真のように長い棒に生地を塗って何層にもして焼いたものに、砂糖のシロップを塗り、切り分けて出しているのです。
だから、年輪のように焼き目が付いているんですよ。前述したように、バームクーヘンは「ユーハイム」が日本に持ち込んだもので、日本での歴史は長いのです。

一度たべてみてください。一人で厚さ5センチくらいをぺろりといけちゃいます。

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2005.02.26

築地場内「洋食たけだ」のマグロの尾肉ステーキ 9.5点

まぐろの尾肉ステーキ
今月3回目の築地。先日会社のiくんに、築地は私の厨房だって言われた。なるほど、私の厨房だと思えば月に10回くらい行ったっていいよね。今日はとても寒かったけれど、天気が良かったので築地はにぎわっていました。

本日は、築地場内の「洋食たけだ」へ。タイミング悪くて10分くらい並ぶ。ただ、他の店は数時間待ちの様子。

この店の看板メニューは、「マグロの尾肉のステーキ860円」。マグロの尾の部分を輪切りにして焼いたモノ。これにチャレンジ。ただし、オプションがつけられるようなので、
 ・イカフライ(半分)
 ・カキフライ(2こ)
 ・アスパラフライ
 ・ご飯にカレーがけ(プラス100円)

マグロの尾肉ステーキはとにかくうまい。一瞬魚なのかととまどうほどの筋肉質の肉なのに、すじっぽくもなくほろほろと柔らかい。見た目は牛のテールのよう。一生懸命泳ぎ回って使った尾びれの筋肉だもの。うまいに決まっている。

オプションで頼んだイカフライが絶品。やわらかい。今度はイカフライが入った魚のフライランチにすることにした。つまりこの時点でまた絶対くると決めている。

アスパラフライは予想以上のうまさだった。アスパラがやわらかく、甘くて火の通り加減が絶妙。

カキもうまかったが、カレーも100円なのにふつうにうまい。

築地で寿司やどんぶりもいいけれど、あの行列にチャレンジするのはごめんという人は、是非この店に行ってください。うまくて安くて、築地だからこその味に出会えます。

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吉祥寺「アテスウェイ」の誕生日ケーキ 9点

下のメンチカツもそうなんだけれど、月に一度友達が集まってうまいものをたべる会では、大抵誰かが誕生日で、極上のケーキを仕入れることになっているんです。

2004111573c5f52f.gif第1弾は、鶯谷の「パティシエイナムラショウゾウ」のロールケーキ。

ここは、私が東京で一番好きなケーキ屋。このロールは、クリスマスに一人で1本買って思う存分食べました。

 

 

デフェール第2弾は、たまプラーザ「デフェール」のクマの形をしたケーキ。ここでパティシエに交渉して特別の誕生日ケーキを作ってもらうことを知ってしまったのです!(携帯の画像で汚くてごめん)

かわいくて、でもやんちゃで、大人風で、誰しもびっくりする仕様で!とお願いしたらこんな風になりました!引き取りに言ったYちゃん曰く、店にいっぱいのおきゃくさんから注目の的だったそうです。あの有名イケメンパティシエが実際に持ってきて見せたそうです。その場にいたかった・・・。


 

第3弾は、駒沢「ル・パティシエ・タカギ」
ショートケーキをクリスマス仕様に変身してもらいました。

第4弾は、自由が丘「自由が丘ロール」の黒糖のロールケーキ。なかなか手に入らないここのロールケーキをKちゃんにがんばってもらいました。うまかったー。

アテスウェイのケーキ
そして今月の第5弾は、吉祥寺「アテスウェイ」のチョコレートケーキをパティシエに交渉してまた特別バージョンにしてもらったのだ!

実はもともとのこのチョコレートケーキは4000円なのですが、パティシエと交渉して2000円分、豪華絢爛にしてほしいとお願いをしました。するとケーキコンテストのような仕上がりに!

味は、とても濃厚なチョコレートケーキ。みっちりと詰まっているのにいくらでも食べれてしまいます。上に載っている飾りたちもすごくおいしく、あっという間に数人できれいになくなってしまいました。

というわけで、本日はケーキ特集でした。誰かの誕生日にホールのケーキを注文するときは、予約してパティシエに要望をきちんと伝えるのがいいですよ。いろいろ頼んでみてわかったのですが、ケーキ屋の人たちは私たちの喜ぶ顔が見たいようです。誰でも一生懸命聞いてくれます。

パティスリーフランセ-ズ アテスウェイ 吉祥寺
武蔵野市吉祥寺東町3-8-8
営業時間
:10:00〜20:00
*月曜定休
*全16席
TEL:0422-29-0888

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2005.02.20

吉祥寺「松阪牛専門店 サトウ」のメンチカツ 8点

メンチカツ月に一度、友人たちがうまいものを持ちより1日を食べて過ごす日があるのですが、そこで友人が持ってきたメンチカツです。

このメンチカツを手に入れるには、15分とか30分とか並ぶらしいのですが、吉祥寺界隈ではとにかく有名で、テレビによく出てくるらしいです。

形はまんまるでかなり大きく、タマネギもきちんと入っていてソースなどが必要ないです。とにかくジューシーで、熱々を口に入れると瞬間的に「おいしい〜」と言いながら一緒に食べている面々と顔を見合わせてしまいます。

どうしてうまいのかって、おそらくですが、良い肉を、細工などせずにタマネギと塩胡椒で味付けし、たっぷりの油で揚げているからじゃないでしょうか。きっと誰が食べてもおいしいって思うはずですよ。

松阪牛専門店 サトウ
営業時間 : 9時〜20時
休業日 : 年中無休
0422-22-3130 

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高橋「伊せ喜」のどぜう丸なべ 8.5点

どじょうどじょうの骨がいやとか、そもそもどじょうが気持ち悪いという人は多いですよね。そんな人はここのどじょうを食べると、考え方が変わります。

私はそもそもどじょうというものを20代になるまでちゃんと食べたことがなく、さらにおいしいともまずいとも感じていませんでした。それがこの店のどじょうを食べてから、なんてどじょうっておいしいんだ!と気がついたのです。

どじょうを一番おいしくいただけるのはやっぱり「丸」です。写真のようにどじょうを丸のまま鉄鍋に並べてネギでいただきます。どじょうは柔らかく、骨がどうとか思うこともありません。ふわっとした身と苦みのある内臓がたまらなく、1人前なんてぺろっといただいてしまいます。

「どぜう 伊せ喜」のホームページにはこんなことが書かれています。

どじょうを丸ごと召し上がっていただくため、骨が軟らかくなるまで何時間もことこと煮込みます。レシピは代々の秘伝です。ただし、いくら秘伝の技をふるっても、素材のどじょうが良くなくては骨が軟らかくなりません。地味豊かな田で育った天然のどじょうを使用することが至上命題です。長い時間煮込んでありますので、火加減は鍋をかるく温めるぐらいのつもりでお召し上がり下さい。

なるほど。どこでもおいしく出せるはずがないです。

どじょうにチャレンジしたことがない方、おいしさにびっくりしますよ。
それにしても森下という町はおいしい店が多いですね。

どぜう 伊せ喜
〒135-0005 東京都江東区高橋2-5
Tel.03-3631-0005

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2005.02.09

いちごの「あまおう」 9.5点

あまおういちごがおいしい季節になりました。「とよのか」「とちおとめ」「さちのか」「あきひめ」「女峰」「アイベリー」と最近ではいろいろないちごがありますが、私が一番好きなのは「あまおう」です。

「あまおう」は福岡の農業試験場が作ったいちごで、「赤い」「「丸い」「大きい」「うまい」と4拍子そろっていることから頭文字をとって「あまおう」と言います。名前のとおり激「甘い」です。「あまおう」の「あ」は「赤い」ですが、なぜ「甘い」にしなかったのだろうと考えたのですが、「あまおう」という名前を聞けば誰しも「甘い王様」と思うからでしょうか。

この「あまおう」はどのくらい甘いかというと、練乳より甘いんです。練乳をつけてもあの甘ったるい感じがせず、同じくらいの甘さというか、練乳が甘くないと言うか。そのもの単品のいちごのほうがずっと甘さを感じます。
そしてジューシーです。ぱさぱさ感はまったくなく、多くのいちごで味わえる酸味もほとんどありません。そして大きいです。一口で食べれません。高さ5センチくらいあるかもしれません。ピンポン球よりかなり大きいです。

ちょっと高価ですが、全盛期になると1パック500円から800円くらいで買えます。痛みやすいので、上の方の新鮮さにだまされないように、パックの下側をひっくり返して確認してから買ってくださいね。

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2005.02.07

神保町「新世界菜館」の上海蟹 10点

新世界菜館どうしてこの年になるまで食べる機会がなかったのだろうと後悔した食べ物が二つあります。一つは高校生の時に、叔母に食べさせてもらった「ホヤ」。二つ目は数年前に初めて食べたこの「上海蟹」です。

また、冬になったら食べに行くべきと心に誓っている食べ物が二つあります。一つは神田「いせ源」のアンコウ鍋。二つ目はこの新世界菜館の「上海蟹」です。

「上海蟹」は秋から2月の初旬食べられない蟹で、上海の陽澄湖という湖でとれたモノがベストです。この湖の小魚を食べた蟹だからこそおいしいわけで、どこの湖でもいいわけではありません。

この「新世界菜館」は「上海蟹」を食べさせる店としては日本で一番有名で、お値段も高く大きいモノですと1杯4000円ほどしますが、その味は期待を裏切りません。

まずは老酒漬け。生きた上海蟹をそのままつけたもの。身の部分は透き通って白く、口に入れるととろとろで濃厚。ミソの部分も濃厚ですが、老酒漬けでは身の部分の方がおいしいです。

メインは蒸したモノ。写真上のように自分の上海蟹を選び、名前を付けた札をつけ蒸します。それを目の前できれいに解体してくれます(写真下)。

「上海蟹」は三つの味がします。
【1】白く透き通ったミソ
ここは他の蟹では考えられないまったりとして口の中でまとわりつく一番おいしい部分です。世界の食べ物5本の指に入ります。おいしい濃厚な栗のような感じです。
【2】黄色いミソ
ここは他の蟹とも少し似たいわゆるミソで、その洗練された味は上海蟹ならではです。毛ガニのミソもおいしいですが、このミソはいつまでもいつまでも食べていたい感覚があります。
【3】身の部分
他の蟹と同じように白い身をしていますが、味は極めて濃厚で凝縮されています。どこか甘いか感じもします。特にツメの部分は筋肉質な身がたまらないです。蟹酢なんてつけちゃいけません。

とにかく一度でもいいので食べたことはない人は食べてみてください。食べるときはどの店でもいいわけではないです。どんな食べ物でもそうですが、最初に食べたものがおいしくなければずっとその食べ物に対する印象は悪くなります。
もうこの冬は終わってしまうので次の冬でもいいので是非!上海に行くというのも手ですよ!

新世界菜館
東京都千代田区神保町2−2 新世界ビル
03−3261−4957
無休

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八重洲「唐人吉華」の烏賊と季節野菜の炒め物、麻婆豆腐 8.5点

吉華私が東京で一番好きな中華料理屋は、上野毛にある「吉華」という店で、そこには故陳建民の弟子だった久田大吉という有名なシェフがいます。四川料理の王道をたべさせてくれる店で、味付けも薄く素材を活かす料理がとてもすばらしく、なんてことはない一般的な誰でも知っている中華料理の数々が抜群にうまいのです。

その支店が八重洲のすごくわかりにくいスタバ裏の路地にできたのは2年前。あれからもう10回以上通いましたが、本店の久田さんの味には若干劣るモノの、その味付けや調理法は受け継がれています。

今回はランチに行ってきました。一番有名な麻婆豆腐ランチはわずか900円。おいしいコーンスープとザーサイ、ごはんとデザートも付いています。味付けは夜に比べると辛さを抑えてありますが、私はこのくらいの方が好きです。豆豉(トウチ)ならではのしょっぱさと花山椒のぴりぴりは癖になります。

でも私はこの店はいちばんいか料理が好き。肉厚のモンゴウイカを格子状に切り目を入れ、湯がいたモノを季節の野菜と炒めるだけのシンプルな料理。おいしいイカでなければおいしくなるはずがないのです。季節の野菜は秋に出る銀杏とネギのみがベスト。今回はヤングコーンや少しの銀杏(秋に比べると風味も大きさも劣るが)、ブロッコリー、マシュルームでした。塩味はぎりぎりまで薄く、ショウガとネギが油にしみこんだその風味を感じられるほどです。ちょっとお高く、2300円ですが、食べれば納得。

右メニューにもありますが、「吉華久田大吉の中国風おそう...暮しの設計 NO. 190」の1ページ目で、イカ料理のレシピがありますので是非。ただ、それぞれのレシピに出てくる調味料は近くのスーパーでは手に入らないモノが多いです。とはいえ、一度買ってしまえば応用が利くモノばかりで決して高くないものばかりです。

唐人吉華
中央区八重洲1-6-16東進ビル
03-3281-3087
休みはないが、土日の夜は早い

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